誰かと花見行く度にFacebookにアップしたり、桜をオサレにInstagramでアップしてみたり、ここ数年で世間の桜の楽しみ方も随分と変わりましたね。
などと、冷めたこと言っていますけれど、私だって負けたくない、アイツになんか負けたくないんです!
というわけで、先日お花見ドライブに行ってきた時の写真(スマートフォンSO-04Eで撮影)をアップします。
場所は、滋賀県琵琶湖の北部に位置する旧マキノ町~旧西浅井町にかけてです。
ここは、有名な「大崎観音」前のフェリー乗り場。スピーカーから発着時刻を知らせるおじいさん(!)の声が大音量で流れる度に、私の心の中で桜が散りました。
さようなら。
しかし、少し歩けば静かに桜鑑賞ができました。とても綺麗です!
桜の花というよりも、桜色の”粒”のよう。かわいくて小さな花がひとつの枝にひしめき合っています。
この日がおそらく、開花時期としては最高潮だったでしょう。優しく触れただけでも、花びらがひらひらと落ちてきてしまいます。
一触即発、まさにビクンビクン!な状態でした。
ここからは車で湖岸を北へ移動。
平日でも観光客で賑わう海津大崎周辺を離れ、湖北本来の静けさを感じに。
自然の連なりがとても美しい、そして静か。私が芭蕉なら確実にすごいの一句詠んでます。
でも、私はこういう「○○百景」みたいな景色よりも、無造作に置かれた丸太と満開の桜の組み合わせなどに強く惹かれてしまうんです。
ごめんなさい。こんなところでビクンビクン。