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続)フジロックにオレンジコートというステージがありました

 FUJI ROCK FESTIVAL 2015 今年は天候にも恵まれ無事終了。行っとらんけどな!

 前回投稿しましたオレンジコートの送り火(焚き火だそうですが)について、どうなったか気になっていたのですが、フジロックエキスプレスさんがレポートしてくれていました。

fujirockexpress.net

 つまり行き当たりばったりで始めたけどけっこううまくいきました、奥地の神様ありがとう!とのことで、私もなんだかホッとしました。

 

 オレンジコートのここが好きでした

 その手前のフィールドオブヘヴンと間違えて来てしまい、逆走して戻って来る無法者に冷たい視線を送りながらボードウォークを抜ければそこはオレンジコート。

 ここのいいところはまず、野球場でいうところの外野スタンドがあるところ。遠くからボーっと観戦したいときはそれもよし。かと思えば、フィールドに降りて一緒にプレイもできたり。

 フェスごはんのお店も、手軽でハイカロリーなメニューが揃っているので、疲れた身体を回復させるのにちょうど良かった。

 あとトイレですね。オレンジコートは音楽ステージと飲食店と仮設トイレが同居しているエリア(図参照…しなくていいです)です。飲食エリアに隣接しているのにトイレ臭がほとんどしないのはスタッフさんのおかげ。ここのトイレは数も多いし、空いていることが多いので大変助かりました。(今年もトイレは残したのでしょうか?)

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 個人的には、トイレの列(※トイレの中ではない!)を観察するのが好きでした。まるで生き物のように形状が変わるのです。DVD出したらそこそこ売れると思うんですけども。(ATMの行列風景を延々流すDVDなども需要あると思います)   

 食事時で天気が良くて、そこにステージ演奏が重なったりすると、普通ならばトイレの列、屋台に並ぶお客さんの列、ステージの観客の3者が交錯して収集つかなくなりそうなものなのですが、そうはならない。その境界線ギリギリを眺めるのがハイライト。整理スタッフもいないのに一定の秩序を保っていられるのって、素晴らしいですね。

 おそらく、最も効率よくトイレの行列を解消する方法は、フォーク並びをトイレ数台毎に割り振って行うことだと思うのですが、何の誘導もなしに自然発生的にできている光景に出くわした時などは、「やればできるじゃないか!」と感激したり、列が蛇行してひたすら長くなっていたら「違う、そうじゃない!」と鈴木雅之ってみたり。そうこうしているうちに、トイレの順番が回ってくるのでさほど苦になりませんでした。

 って、何の話や?

 

 思い出のアーティスト

 オレンジコートは今まで知らなかったアーティストが出てくるのも魅力でした。 

 最もその印象が強烈だったのが、2011年の杭盖(HUNGGAI)です。

 SMASHのアーティスト紹介ページより引用

 メンバーは中国北部に位置する内モンゴル自治区から北京に移住し生活しているモンゴル族のバンド。
北京でパンクバンドのリーダーであったイリチ(写真右から2番目)が西洋体系の音楽概念から徐々にルーツであるモンゴル伝統音楽に回帰していき、伝統楽器や歌唱法を学び、また、それらをあやつる新たなメンバーを集めロックやブルース、パンクなど現代音楽との自然な融合を成功させたバンドであり、言うなれば”モンゴリアンフォークパンクバンド”とでも言おうか。FUJI ROCK FESTIVAL'11、橋の下世界音楽祭2012を含む、四度目の来日!!!
HANGGAIの音楽は力強く、優しく、しなやかなで、遠い国の音楽なのに懐かしくもあり、中国における彼ら少数民族という立場からの底力をも感じるパワーと草原に遊牧で暮らして来た背景と民族の懐の広さ。幽玄な遥か遠い過去の記憶を回想させてくれるかのようなロマンのある音楽だ。
グローバル化で消えゆく自らの文化や民族性の素晴らしさを同じ立場の同胞達や世界に向けて音楽を通して伝えている。我ら近代化モンゴロイドにはどうしても染みわたるのです。
今や世界30カ国を旅し各国で絶賛を浴びる彼らは我々アジア人の誇りだとも思う。
人も気さくで、酒も大好きなので、見つけたら乾杯しよう!
永山愛樹/TURTLE ISLAND

 私の好きな”ホーミー”(当ブログのタイトルにも使っています)を、こんな風に大胆に取り込んでしまうなんて。音楽界の朝青龍や!と何度心の中で叫んだことか。


Hanggai @ Fuji Rock - Gobi Road.m4v - YouTube

 

 オレンジコートさんへメッセージ

 改めて言うのも恥ずかしいのですが、私がフジロックで一番好きなステージは、フィールドオブヘヴンさんです。その次が、クリスタルパレスさんで、その次は、やっぱりグリーンステージさんかなぁ。あ、カフェ・ド・パリさんも好きです。

 でも、オレンジコートさんのことも本当に好きだったし、私には必要でした。ニッチな人間のためのニッチなステージが失くなってしまったのはとても残念です。

 ヘヴンがあるからいいじゃないかと言う人がいますが、ヘヴンとは違うんだよ、ヘヴンとは!!

 

 …あ。

 今自分の気持ちがわかりました。恋愛対象じゃないけど、一番好き!

 

 というわけで、できれば来年からは、ファイアーコートとして復活してください。よろしくお願いします。いつかまた遊びに行きますので。