同期の桜はチリヌルヲワカ

入社式のニュース見てたら、いろいろ思い出した。

なつかしいな。

あの時、男子はみんな黒スーツで見分けつかないし、女子はみんな白い襟出てて眩しかったな。

就活中もそうなんだけど、男はネクタイに女は襟にUIUIしさが出るよね。今思い出すと、笑うしかないよね。

 

就職するともう校長先生じゃなくて社長が出てくるわけなんだけど、”社長”って響きがもう”王様”くらいに感じるわけですよ。

校長先生のことはどこか軽くみてたし、学生の頃は”○○校生らしく”って言葉に反発してた。でも働き出すとなったら”社会人として”って言葉に妙に縮こまってたな。

今にして思えば、あの時の”社会人”は”組織人”って意味だったんだけど。

 

同期って、友達でもなく他人でもなく、敵ってわけでもないんだけど、同級生とはまた違う特別な存在。疎遠になっても同期の存在が自分史みたいなもんだな。

最初の頃は、あれですよ、恋愛感情とか競争心とかがウブな同期の間を行き交うわけですよ。新人のうちはね、どうしても先輩のことがキラキラして見えちゃうわけですよ。でも仕事にも慣れて落ち着いてくると「あれ?大したことない。」みたいになってですね、だんだんあの人より自分のほうができるんじゃないのとか思ってしまってですね、これに同期やら先輩やら後輩やらの間ででもまあそれぞれから男女関係や上下関係がなんかよくわからない角度からいろいろ入ってきてですね、昼ドラマチックな展開があったりしつつ、時が経てば一人また一人と異動したり辞めていったり、家族ができて集まる機会も減ったりして、えーとそれから、、、年賀状が、えーと、それからそれから、、、

 

まあこんなありがちな自分史も、今となってはあの白い襟くらい眩しい思い出です。

 

同期のみんな、元気かな。

季節と人事の変わり目にはくれぐれも気をつけてね。

 

以上、社会人らしい気遣いで今日の日記を終わります。