背追う

「愛するのと愛されるのどっちがいいのかなぁ?」みたいなことを聞かれたときには、それはもう一呼吸おいてから「そういうこと考えてるうちは愛なんて分かっちゃないわよ」と美輪明宏っぽく答えるしかないくらい、昨日の映像が心に残っているわけですけども、恋愛の話は抜きにして追うのと追われるのどちらが好きと聞かれれば、追うほうが好きです。正確には「追われ弱い」だけですけれども。

車運転しててもバックミラーに後続車が映ると落ち着かないんです。映っているのがベンツであろうと軽トラであろうと飛脚であろうと。これは負けず嫌いから来る感情ではないです。とにかく追われ弱い。相手のことを意識してしまって。

多分これは、常に自分を誰かと比較してしまう悪い癖から来てるんだと思うんですが、自分でうまくコントロールできないんです。結局、自分に自信がないということに尽きるんでしょうね。かと言って、自己啓発セミナーの講師の言うことを素直に聞ける性格でもないので、これは今すぐこの腐りきった世界を終わらせて新しい秩序を作るしかないのでしょうか。

そういえば、リレーでもいつも前の走者に「1位で来るな!」と思ってました。ごめんね味方。

世の中には周囲の期待を自分の力に変えたり、プレッシャーを楽しんだりできる人がいますけれど、そこまでは無理にしても上手に開き直れる人くらいになって、もう一度バトンを持って最高の走りをしたいです。そして、こんなボクの背中を愛して追いかけてくれる人と一緒にゴールインしたいです。

 

以上、婚活用の自己アピール練習を終わります。