大相撲今場所も見どころ①

 一年納めの九州場所も終盤に入ってきました。やっぱり白鵬白鵬っぷりはすごいですね。記録ばかりが言われて、何というかドラマ性に欠けるのは気の毒としか言いようがないです。

 最近、相撲内容や発言にやや雑なところが見えることがあるのは、日本や相撲のことを嫌いになってきているせいではないかなと時々心配になります。

 

 さて、私は小学生の頃から大相撲中継が好きで、横綱千代の富士が勝負後に肩を押さえるシーンを見ながら大きくなったようなものです。

 千代の富士は、脱臼が癖になっていて外れたら自分でハメると聞いて、その気持ちの強さ、あの全身の筋肉の神々しさ、異名”ウルフ”だけにこの人はこのあと神様になるんだなと思っていました。 


千代の富士肩脱臼しながらも優勝~感動の表彰式まで - YouTube

 

 しかし、土俵を降りてからの彼(現在の九重親方)は相撲協会では一匹狼的になってしまっているらしく、人間の業の深さを感じずにはいられません。

 個人的には、同じく我が道を行く元大横綱の貴乃花親方と共に、何かと閉鎖的と言われる大相撲界に風穴を開けて欲しいです。

 現在、九重部屋の関取(十両以上の力士)数は全部屋トップクラス。貴乃花部屋は一時期入門者ゼロのこともありましたが今は所属力士も増えて番付も上げてきているようです。見どころです。