仕掛けのないオレンジ

 (前回投稿の追記です。)

 フジロック公式ファンサイトfujirockers.orgさんの記事(日高社長へのインタビュー)によりますと、´

 ※以下一部抜粋

今年のフジロックの話、まだまだあるよ。グラストンバリーフェスティバルにある「The Unfairground(アンフェアグラウンド)」ってエリアがあるんだけど、それが海を渡って日本に来る。

アンフェアグラウンドは、とっても大掛かりな遊びの空間なんだ。機材は10トントラック2台くらいのボリュームだし、スタッフも50人ぐらい。DJ、パフォーマー…とにかく色々だね。当日はすごいものが観られると思うよ。

場所はオレンジコートがあったところで、カフェドパリやパレスオブワンダーとは別のものとして3日間やる。毎日昼間から夜の25、26時までずっとやろうかな。だからヘッドライナーやクロージングバンドが終わっても、アンフェアグラウンドに行ってパーティー三昧で楽しめるっていうね。

Glastonbury Festival 2016 by Taio Konishi
※ 02:13〜02:15がアンフェアグラウンドのようす

20回目の苗場開催を祝おう

アンフェアグラウンドはもともと、パレスオブワンダーでオブジェとかを作ってるイギリスのメンバーがやってるんだよ。それで、あるときリーダーのサムが「今年、グラストンバリーの機材を持っていけないかな?」って言ってきたんだ。アンフェアグラウンドはイギリスからの機材輸送など考えると開催前後1ヶ月くらいスケジュールが必要なんだけど、今年はグラストが会場の土地を休ませるために開催しないから運べるんだって。だから今年だけだよ、苗場のアンフェアグラウンド。もう行くしかないよな!(笑)

で、アンフェアグラウンドをやろうと考えたとき、地元の人たちに相談したんだ。フジロックの苗場開催は今年で20回目。ずっと付き合ってくれた地元の人たちに「一緒にやりませんか?」って。フジロックに、湯沢町に、苗場に来てくれてありがとうって企画を一緒にやろうって話をしたら、彼らは歓迎してくれたよ。

でも実は去年、地元から何人かグラストに行ってたから、この話をしたときは最初「だから去年連れてってくれたのか」と勘ぐられて(笑)。そんなつもりは全然なくて、今後のフジロックへの取り組みを深く知ってもらうためのお手本としてグラストンバリーを観てくださいって話だったんだんだけどね。

まあ、そうやって考えを勘ぐられるくらい地元の人たちと仲がいいよ(笑)。やり始めた1999年の頃は「なんだ?」って思ってただろうけど、ニュースになったり話題にもなったりして、自分らもいっしょにやってるっていう気持ちが膨らんできてくれたんだろうね。温泉とスキーっていう冬のものが主な観光資源だった苗場や湯沢でフジロックは大きな観光収入にもなってきたしね。

そういえば地元の方に相談したとき、うちの社員も何人かいたんだけどそいつらも言ってなかったから「えっ・・・ちょっと待ってください」って感じだったよね(笑)
地元の人が社員に何か聞いても「自分たちも初めて聞きました。。。」って言って答えられないわけ(笑)

  ということで、今年のフジロックは英国からグラストンバリーフェスティバルの『The Unfairground』エリアを“せっかくだから”持って来ることになるそうです。見た目は「パレスオブワンダー」が増える感じになるのでしょうね。

 まあ過去にはヘリ飛ばして不評買ったり、開祖SMASH日高社長の「天上天下唯我独尊」的なところはフジロックそのものでもありますから、結果はどうあれついていくことになるわけです。「一生TENGA故我独身」と呟いてテンを挿す人とは違うのです。

 ただ、 私としては、過去にも書いていますように、 私の好きだったオレンジコートが、駅前ビル跡地とかデパートの特設会場のようになっていることを寂しく思う気持ちは今年も変わりそうもありません。 

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 お前の求める道はお前の中にあるのだ。

 

 

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