ドラッグストア

 一昔前は「大型薬局」なんて呼ばれ方をしていましたけれど、近頃は「ドラッグストア」が定着。

 「ドラッグ=麻薬のイメージだし、そのストア=お店だなんて保守的な日本には馴染まない。」とずっと思っていた私にも今じゃすっかり馴染んでいます。

 薬売り場はあるものの、全体的な品揃えはどんどんスーパーみたいになってきているし、店内で薬を買ってる人あんまり見たことないし、どちらにせよ従来のように「薬局」と呼ぶには無理がありそう。

 もうドラッグストアはドラッグストア、薬局は薬局、タッちゃんはタッちゃん。みんな頑張れ。浅倉南はがんばるみんなを応援しています。

 

 というわけで、私の住むまちにもここ数年で次々にドラッグストアができまして、つい先日も別の大型チェーン店が新規オープン。年内にもう1軒増えるらしいです。お客より、従業員集めるほうが大変そうです。

 高齢化と人口減少が止まらないこの田舎まちでドラッグストア同士はもちろん、ドラッグストアとスーパー、薬局、ホームセンター、コンビニなどの似た者同士が、限られたお客さん(と人材)を奪い合うのですから、もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら、短期的には消費者にも恩恵があるけれど中長期的には叩き合いになってみんな仲良く「パンチ“ドランカー”だね!」みたいなオチがついて駄目だこりゃブッパッパ ブッパッパ ブッパッパー!に思えるのですがどうなのでしょうか。


ドリフ もしもこんな将棋の挑戦者がいたら.mpg

 現実には、

>そしてAmazonだけが残った。

 みたいなオチになるでしょうけれど。

 

 それはそうと、何気なくその新規オープンのお店の折り込みチラシを見ていたら、特売品の中にビールや焼酎がありまして。

 そういえば、私がカロリーメイトをよく買いに行くお店(ドラッグストア)にもいろんな種類のお酒がたくさん置いてあります。しかも安い。カロリーメイトだけじゃなく生鮮食品まで安い。もやし1袋18円とかホントもやし過ぎです。

 これまでスーパーやホームセンターの延長みたいにそのお店を使っていたので、あまり意識したことなかったのですが、(表向きには)医薬品の取扱いを本業とするドラッグストアが、人体(と社会)への悪影響のほうが大きい「アルコール」類を置くことは、本来なら駄目だこりゃではないのでしょうか。もしかして“消毒用”に売ってるとか?

 まさかと思ってタバコも調べてみたら、私が知らなかっただけで全国的には見事に売っているドラッグストアチェーンもあってびっくりしました。法的には問題はないようですが、これはアカンでしょう。寿司屋がウンコ握るようなものですから。

 お客にウンコみたいなお寿司を出す寿司屋は一応寿司屋だけれど、お寿司みたいなウンコを出すのは寿司屋ではありません。一般的にそこはトイレです。容姿端麗なウンコにガッツポーズが出たとしても、寿司を握る前には必ず掌を甲を指を手首を爪の間を石鹸でしっかりと洗い流し、口外することも口内することもありません。それが寿司屋です。

 以上、不適切な喩えはにこれくらいにしておきまして、私が言いたいのは酒とタバコなんて、いくら正当化しようともどこまで行っても結局アルコールとニコチン、、、依存物質(毒)であることは否定できないということです。

 白衣を着てそんなものを堂々と売るなんて…、それではまるで寿司屋がウn

 

 平和のための戦争や兵器

 ストレス解消のための酒やタバコ

 

 そんな矛盾に気付かぬふりして売る者、買う者、勧める者。そして、いつも一番割りを食うのはそれ以外の人たち。「依存」問題の本質はそこにあります。

 ドラッグストアはやっぱり“ドラッグ”ストアなのかしら。

 

 便秘みたいに固いこと言うなと批判されそうですが、ドラッグストアの取扱商品についてはきっちりと法的規制をするべきです。飲食店の全面禁煙やアルコール規制が議論されている時代に、薬剤師のいる店が酒やタバコ、体に良いとは思えない食べものなどを売っているなんておかしいです。それではまるで、寿司屋がウn

 

 まあ、それでも安さと便利さに惹かれて行ってしまうのですけれど。

 やったね今日はポイント◯倍デー!!

 ウハー!!たまんないね!!!

 

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参考)


タッチ 最高の瞬間 #1 HD Touch Best Moments part 1

  タッチをエッチと同じくらいに思っていたあの頃。