命が惜しくなってきた

 最近、ネットで流れてきたのがこちら。


TBJ/1期・・モンキー・ダンス

 

 尾藤イサオさん、出し惜しみなしのテクニックがすごい。。私が物心ついたときには、“懐かしのあの人”的な扱いで、『あしたのジョー』のテーマとか往年のロックンロールを大げさに歌う人のイメージだったけど、根底には天性の器用さがあったんだな。

 谷啓・植木等のクレイジー・キャッツのお二人は、典型的なおもしろおじさんのダンスに見えるけれど、そのおもしろおじさんの典型の典型が、クレイジー・キャッツなんだなと再認識。

 青島幸男さんは、私には『意地悪ばあさん』とか突拍子もなく東京都知事になったイメージしかなかったけど、これを見ると、型やリズムに忠実で、壊れてそうに見せて壊れていない感じが、やっぱり物書きとしての冷めた頭を感じさせます。

 

 最近、歳のせいか、その頃見えていなかったものに気づくことが多くて、なんていうか、そんな自分がもったいなかったというか、相手に申し訳なかったというか、そんなことを感じるようになりました。本当に温故知新でうんこちんちんです。

 

 考えてみれば当たり前のことなんですけれど、死ぬまで知らないことがいっぱい。

 ああ、命がいくつあっても足りないな。