一票の格差(選挙前)

 衆院選(と国民審査)の期日前投票に行って来ました。

 小選挙区はいつものように消去法。選挙区に投票したい候補者がいないなんて、個人的にはこれこそ憲法違反だと思っています。しかも小選挙区で負けても比例で復活できるとか、舐めてるの?「惜敗率」ってなんだよ!負けは負け、素直に認めて再起を図るんだよ!じゃあ次は入れてあげようかな?それが人情ってもんだろ?これだからインテリはいけねぇよ。こんばんは、車寅次郎です。

 わかりにくい喩えかもしれませんが、『NARUTO』で死んだはずのキャラが穢土転生で復活(しかも大量に!)して好き勝手を始めた時のモヤモヤをなぜ民主主義の根幹である選挙で味あわなければいけないのでしょうか。せめて、国民審査みたいに全候補者の中から復活させたくない人に×印を付けさせてください。1人でいいから。

 比例代表は、これまで投票したことのない政党に投票しました。もう堪忍袋の緒が切れたからです。それでもよく考えて現実的な選択をしたつもりです。これで、政治が良い方向に変わってくれることを望みます。

 事前予想の精度が年々上がっているそうで、こんなにも国民が疲弊し、苦しむ中での選挙でもどうやら大勢に変化はないようです。もしそのとおりになったとして、実感と投票結果の差がこれほどまでに大きな選挙制度があっていいのでしょうか。

 

 もちろん、政権が変われば世の中が良くなる保証などありません。

 しかし、一票の格差から“一票の落差”の時代になってしまったら、、、そのときこそ今の「国民審査」のように選挙制度そのものが形骸化してしまうのでは?

 そんなことを考えながら、今回の結果を待ちます。