乗らない日記

もうすぐ1年になる。愛犬が死んでから。 記憶というのは、何かに紐付けられているという。お正月は確かにおめでたい気分にはなるのだが、1月のこの寒さは、どうしても彼が亡くなる間際の様子を思い出してしまう。私は、ずっと彼の心臓のところに手をやって…

二年連続(初)

おみくじ、大吉でした。二年連続は人生初めてかも知れません。 過去を振り返れば、内容的には厳しい“名ばかり”大吉が多かったように思うのですが、 >さびしさに 何とはなくて 来てみれば うれし桜の はなざかりかな だなんて、今回は大吉の中の大吉に近いで…

くだらない年末

「パイパイ…」 空耳か? 「パイパイ…」 まただ。 「パイパイ…」 間違いない。確かにそう言っている。 いきなりどうしたんだ母さん。おチチの時間かい? オチを言ってしまえば、新聞の折込チラシを見ながら、今話題のQRコードスマホ決済アプリ『PayPay』を「…

クリスマス・ソング

だんだんと数を減らしているせいもあってか、今年は例年よりも早く(自己最速!)に年賀状を出し終え、クリスマスを待ちの姿勢で迎えることができました。 とは言っても、気の利いた思い出や予定が待っているわけでもないのですが、それでもけっこう好きです…

酒と泪とアセトアルデヒド【完】

いち子は、インテリア関係の販売会社に就職した。一息つける場所を残しておきたかったのか、バイト先はすぐには辞めず、仕事帰りに来たりしていた。 いち子の配属先のお店は、大阪の有名な商店街の中にあった。 「へたっちょも、遊びに来てよ!」とよく言っ…