「平成」から「令和」へ。
新元号決定の経緯やら思惑やら出典については、割LOVEするとして、音の響きは爽やかだけど言葉の意味としては、“法による支配”みたいな感じで窮屈だな、というのが私の第一印象でした。
では、今はどうかと言えば、まだ会ったこともないのに旧知の仲のように感じていますので、既成事実の積み重ねの重要性について改めて考えたりしています。
さて、元号、というか漢字の良いところは、アルファベットやアラビア数字にはない懐の深さ、文字でありながら絵画のようでもあるところ。ですから、「令和」への反応で、その人の感性や思想があらわらわになることもあります。
たとえば、「令」は、“令嬢”や“令息”のように使われるから良い意味だと考える人の場合、それは親や世間に逆らわない”イイ子”のことだろうから、絶対メイドカフェ好きだろうとか、そんな勝手な想像をして喜んでいるような人が私ですご主人さま。
ちなみに、知り合いに「令」のつく名前の女性が数人いたのですが、どちら様もけっこうな自由奔放なお人柄でした。
結局、型にはめようとしても思い通りにならないのが世の常ですし、時代はあとから付いて来るものなので、とりあえず良い令和になるようがんばってみましょうよ春うらら。
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参考)